次世代ニュートリノ科学連携研究機構が発足しました

イベント 2017/11/14

 大学院理学系研究科と、宇宙線研究所、カブリ数物連携宇宙研究機構の3つの部局が協力し、将来のニュートリノ研究の基幹設備となるハイパーカミオカンデ計画の推進を目的として、「次世代ニュートリノ科学連携研究機構」(NNSO)が創設されました。これに伴い、2017年11月8日、東京大学宇宙線研究所神岡宇宙素粒子研究施設(岐阜県飛騨市)にて、発足式が行われました。 ハイパーカミオカンデは、スーパーカミオカンデの約10倍の大きさを持つ超大型水チェレンコフ実験装置を建設する計画で、人類の素粒子や宇宙に関する知見を大きく広げると期待されています。ハイパーカミオカンデ計画では、物理学教室の横山将志准教授(写真)が物理コーディネーター・国際運営委員会メンバーとして中核的な役割を果たしています。また、梶田隆章機構長をはじめとする機構の多くの教員が物理学専攻にも所属しています。今後も、物理学専攻の教員・研究員および大学院生が機構を通して世界最先端のニュートリノ研究に携わることで、素粒子と宇宙に対する世界的な成果の創出と次世代のリーダーの育成が期待されます。
NNSO-Yokoyama
発足式の詳細に関しては、次世代ニュートリノ科学研究連携機構のホームページをご覧ください。

次世代ニュートリノ科学連携研究機構  http://nnso.jp
ハイパーカミオカンデ計画  http://www.hyper-k.org
相原・横山研究室  http://hep.phys.s.u-tokyo.ac.jp

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