十倉 好紀教授に質問したい学生を大募集!

学生向けお知らせ 2020/09/11

国際高等研究所東京カレッジでは、10月2日(金)にオンライン開催する十倉 好紀教授講演会「物質の中の電気と磁気―新しい考え方」において、学生の皆さんとのQ&Aセッションを予定しています。
Q&Aセッションでは、十倉先生の講演テーマに関することだけでなく、これまでの研究者人生やライフワーク、科学研究や発見の面白さ、また、逆境をどう克服してきたか等、みなさんからの質問に先生がいち研究者として答えます。
人生の大先輩から未来へのヒントを得られるまたとないチャンスです。ぜご応募ください。

●開催日時
2020年10月2日(金) 
15:00-15:50 十倉先生講演
15:50 -16:30 学生Q&Aセッション
●講演要旨 https://www.tc.u-tokyo.ac.jp/ai1ec_event/2344/
19世紀にファラディーの発見した電磁誘導という現象を利用して、現在、人類は電気エネルギーを自在に使う時代となりました。
しかし、電気と磁気の舞台を物質中に移せば、そこは電子集団が強く絡み合う世界です。
個々の電子の運動は量子力学でよく記述されますが、それが集団として創発する性質、機能を理解し希求するには、高い次元での新たな概念が必要となります。
このような強く相関した電子集団を介在させて、エネルギ―を高効率に変換し、そして情報操作のためのエネルギー消費を極限まで削減する機能の実現を目指して、固体の中の新しい電磁気学が実現する夢を考えます。
●十倉教授プロフィール
物理学者。専門は物性物理学。
“物質中の多数の電子が互いに相互作用することで初めて発現する性質「創発物性」を対象とする強相関物理学を先導してきた。
電子型高温超伝導、超巨大磁気抵抗、マルチフェロイクス、磁気スキルミオンなどの現象を発見・開拓するとともに、それらに基づいて、高速かつ低エネルギー消費の強相関エレクトロニクスを提唱した。
紫綬褒章、藤原賞、恩賜賞・日本学士院賞等を受賞している。”(本学HPより)
理化学研究所 創発物性科学研究センター長、東京大学卓越教授。 https://cems.riken.jp/jp/laboratory/scprg
https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/articles/t_z1402_00005.html
●応募方法 webフォームより応募 https://form.run/@tokyo-college-adm-1598331715
●応募締切 2020年9月27日(日)
※応募者多数の場合は締切前に募集を締切り、提出いただいた情報を基にお声がけさせていただきます。
●募集人数 4〜5名
●言語 日本語
●参考資料
2020年1月開催「東京カレッジ梶田隆章教授講演会イベントレポート」
学生Q&Aセッションに4名の学部生が参加しました。
https://www.tc.u-tokyo.ac.jp/ai1ec_event/67/?instance_id=16
●問合せ先(東京カレッジ事務局) tokyo.college.adm@gs.mail.u-tokyo.ac.jp
○東京カレッジウェブサイト https://www.tc.u-tokyo.ac.jp

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