経済的支援
大学院生への奨学金・経済的支援
大学院物理学専攻では、専攻独自の奨学制度やリサーチアシスタント制度、本学独自の研究遂行協力制度、日本学生支援機構および各種団体の奨学金制度などが利用できます。
理学部・理学系研究科の海外派遣・経済的支援プログラムはこちら
本専攻の大学院生は、日本学術振興会の特別研究員制度を始めとする、各種の研究奨励金に積極的に申請・採択され、研鑚を積むことにより、高い研究能力や俯瞰力、独創力を持つ研究者やリーダーに育つことが期待されています。本専攻は、若い皆さんが世界で活躍できるよう、様々の環境を整える努力を行っています。
東京大学国際卓越大学院プログラム
国際卓越大学院プログラム（WINGS）は、東京大学の最先端研究と多様な学術の中核として、修博一貫（又は学修博一貫）の学位プログラム制度を基本とした国際的に卓越した大学院教育プログラムを構築するものであり、教育研究を通して優秀な学生を更に育成することにより、新しい価値創造の試みに果敢に挑戦するとともに、他分野や異文化との積極的な対話と協働を進め、その知見を主体的な行動によって社会にフィードバックできる人材（高度な「知のプロフェッショナル」）を育成することを目的とする。
このプログラムに申請し、審査によって選ばれた学生には、修士課程１年次後半より博士課程３年次まで、卓越RAとしての報酬が支給されます。
- 変革を駆動する先端物理・数学プログラム（FoPM）
- フォトンサイエンス国際卓越大学院プログラム（XPS）←募集は終了しました
- 宇宙地球フロンティア国際卓越大学院プログラム（IGPEES）
- 統合物質科学国際卓越大学院（MERIT-WINGS）
- 数物フロンティア国際卓越大学院(WINGS-FMSP)
ダイキンフェローシップ
ダイキン工業株式会社からのご寄付によって「知の物理学研究センター」に設置された寄付講座における活動の一環として、協創研究の推進とtop-classの大学院生支援のためダイキンフェローシップ制度を設けます。
毎年、大学院物理学専攻の修士課程1年生の中から1名選抜し、ダイキンフェローに採用、フェローには、採用時から博士課程3年修了まで、奨励金（奨学金）と研究費を支給します。
- 知の物理学研究センター
- 2022年度の募集は締め切りました。
JSRフェローシップ
JSRフェローシップは、東京大学理学系研究科物理学専攻とJSR株式会社との間で締結された包括連携の一環として、本学理学系研究科物理学専攻に在籍する博士後期課程の学生を対象に設置されました。このフェローシップは、博士号取得後、学界、産業界でリーダシップを発揮できる人材の育成を目的としたもので、研究分野、博士号取得後の進路に条件を付けていません。本フェローシップに採択された学生には、条件に応じて報酬が支払われます。本フェローシップが皆さんに安心して研究できる環境を提供し、また、将来に対する意欲向上につながることを期待しています。
- 2020年度の募集は終了しました
リサーチ・アシスタント（RA）
博士課程支援として、博士課程に在籍する学生を対象にRAを募集しています。複数のRA制度があります。
日本学生支援機構奨学金（貸与奨学金）
無利息や利息付の制度があり、大学を通じて推薦する奨学金です。
- 学生向けお知らせに随時掲載していますので必ずチェックしてください。
※日本学生支援機構(JASSO)は こちら [東京大学事務局WEB]
民間奨学団体、地方公共団体奨学会などの奨学金
大学から推薦が必要な財団法人及び地方公共団体等の奨学金について、選考のうえ推薦するものです。
- 物理２階掲示板をご覧ください。
※民間団体奨学金は こちら [東京大学事務局WEB]
※地方公共団体奨学金は こちら [東京大学事務局WEB]
授業料免除について
本学では、授業料の納付が困難な学生に対して、申請により授業料の全額もしくは半額を免除しています。
リーディング大学院制度
※本プログラムは、平成30年度までに募集を終了しています。
本プログラムは平成23年度よりスタートした文部科学省「博士課程教育リーディングプログラム」事業によるものです。この事業の目的は、「優秀な学生を俯瞰力と独創力を備えて広く産学官にわたりグローバルに活躍するリーダーへと導くため、産学官の枠を越えて博士前期・後期一貫した世界に通用する質の保証された学位プログラムを構築・展開し、大学院教育を改革すること」です。この修士・博士一貫のプログラムに申請し、審査によって選ばれた学生には、修士課程1年次後半より博士課程３年時まで、奨励金が支給されます。
プログラム[各プログラムの比較表はこちら]
問い合わせ先
物理学専攻教務（理学部１号館２階）
理学系研究科大学院担当（理学部１号館１階）