【第10回創発研究交流会】12月3日(水)15:00~ ハイブリッド開催
学生向けお知らせ 2025/11/06
物理学科・物理学専攻 学部生・大学院生の皆さんへ
12月3日(水)に開催されます「第10回創発研究交流会」についてのご案内です。
ポスターを添付しましたので併せてご覧ください。
【日時】 2025年12月3日(水) 15時~16時(予定)
【場所】 ハイブリッド CURIE室(理学部1号館338号室)+Zoom
【開催趣旨】最先端の計測技術、実験手法、理論・計算・データ科学的手法の中から異分野にも役立ちそうなものをピックアップ・紹介することで、物理学教室内の連携研究を創発・促進することを目的とする。
【講師】 相川 清隆 准教授(理学系研究科 物理学専攻)
【題目】 浮揚ナノ粒子における非古典的運動状態の生成
【概要】 真空中に浮揚させた単一ナノ粒子は、その高い隔離性と、量子基底状態付近の運動を観測・制御する技術の進展に伴い、新たな量子系として注目を集めています。ナノ粒子は、数十億個の原子を含む巨視的な物体であることから、その運動を量子基底状態へと冷却し、量子的な運動状態を生成することで、量子力学をどの程度大きな物体にまで適用できるか、探究する新しい舞台となることが期待されます。これまでに、量子基底状態への冷却は実証されていたものの、その運動は充分に温度が低い古典的な状態でした。本講演では、ナノ粒子系の基本的な側面から、最近我々のグループによって実現した量子スクイージングに関する議論や、将来的な展望などを紹介します。
#オンライン参加の方は下記Zoomからご入室ください。
Zoom:https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/j/88357424269?pwd=daE5OfVUsbcHrBzavikZOLzvqApxeY.1
どうぞよろしくお願いいたします。


