【第8回創発研究交流会】 12月23日(月) 14時~ ハイブリッド開催

学生向けお知らせ 2024/12/09

【第8回創発研究交流会】
https://www.phys.s.u-tokyo.ac.jp/wp-content/uploads/2024/12/0b3fbda1a8d10a07a752df4365d5ca2e.pdf
[日時]  2024年12月23日(月) 14時~15時(予定)
[場所] ハイブリッド CURIE室(理学部1号館338号室)+Zoom
[開催趣旨] 最先端の計測技術、実験手法、理論・計算・データ科学的手法の中から異分野にも役立ちそうなものをピックアップ・紹介することで、物理学教室内の連携研究を創発・促進することを目的とする。
[講師] 辻 直人准教授 (理学系研究科 物理学専攻)
[題目]  非平衡量子多体系のための数値解析
[概要]  固体電子系や人工量子系を含む量子多体系は超伝導や磁性など様々な量子物性が発現する舞台ですが、近年のレーザー光や外場制御を用いた実験によって非平衡状態で現れる新奇な物性が注目されています。ところが、非平衡量子多体系を理論的に解析するためには多体相互作用の効果と非平衡の効果の両方を同時に扱う必要があり、その解析は一般に困難を極めます。その中でも非平衡動的平均場理論は強相関電子系のモデルを熱力学極限で解析できる有力な手法ですが、最近になってテンソルトレイン分解を用いた解法が注目を集めています。本講演では、非平衡量子多体系のための数値解析の最近の発展についてご紹介します。

#オンライン参加の方は下記Zoomからご入室ください。
 Zoom:https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/j/85627466276?pwd=tBaLtVnKVB72IPt1TncZ5bnVjTIapV.1

ミーティングID : 856 2746 6276
パスコード : 561091

問い合わせ先:
 物理学専攻・藤田維明(koreaki.fujita@phys.s.u-tokyo.ac.jp

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