2022年度 後期 物理学教室コロキウム

コロキウム・談話会 2022/09/13

第133回 コロキウム(終了しました)

【日時】2023年1月13日(金)17:00-18:30(オンライン)
【講演者】中山 和則(東北大学 准教授)
「暗黒物質の発見に向けて」

  January 13, 17:00-18:30
  Department colloquium by Kazunori Nakayama 
(Graduate School of Science, University of Tohoku,Associate Professor

ミクロな世界を記述する物理法則として素粒子標準模型が大成功を収めているが、その一方で宇宙の物質の大部分を占める暗黒物質の正体は依然全く不明のままである。理論的には多種多様な暗黒物質の候補が挙げられており、それらの検出のためには従来の暗黒物質検出方法にとらわれない自由な発想が求められている。本講演では、こうした暗黒物質を巡る動向を概観し、さらに最近提案されている物性物理の特徴を活かした暗黒物質の検出方法について紹介する。


◆Zoomオンライン開催
【申請フォーム】登録されたアドレスにコロキウムのURLをお知らせします。
物理学教室関係者以外の方もご参加いただけます。


第130回 コロキウム

Cancellation Announcement of [Department colloquium] 

11月8日(火)に開催を予定していたコロキウムは、諸般の事情により中止といたします。
直前のご連絡となり申し訳ございませんが、何卒よろしくお願いいたします。

The colloquium scheduled for November 8 has been cancelled.
We apologize for the short notice.

【日時】2022年11月8日(火)17:30-19:00
【講演者】Prof. Beate Heinemann (DESY)
【場所】理学部4号館1220号室
「DESY: Status and Plans」

November 8, 17:30-19:00
Department colloquium by Beate Heinemann
(DESY,Professor)

DESY is Germany's leading accelerator laboratory located in Hamburg/Germany with about 2,700 employees. It has four major research areas: accelerator physics, particle physics, astroparticle physics and photon science. I will discuss the general status of DESY with a particular focus on the activities in particle physics. Here, DESY is strongly engaged at the LHC experiments ATLAS and CMS and at BELLE II at KEK. In addition, several experiments are being launched on-site related to axions and testing of strong-field QED. Furthermore I will discuss the activities at DESY regarding future accelerators and detector R&D.

 

第131回 コロキウム(終了しました)

【日時】2022年11月18日(金)17:00-18:30
【講演者】杉田 有治(理化学研究所・開拓研究本部/計算科学研究センター/生命機能科学研究センター 主任研究員)
【場所】理学部4号館1220号室
「細胞内環境の生物物理学」

  November 18, 17:00-18:30
  Department colloquium by Yuji Sugita
 (RIKEN,Chief Researcher

細胞は全ての生命の基本単位であり、その内部には遺伝情報を担う核酸、オルガネラなどの区画を作る細胞膜、様々な生命機能を司る蛋白質などが高濃度で存在する。さらに近年、膜に囲まれたオルガネラに加えて、液液相分離によって生じた液滴が膜のないオルガネラとして重要な生命機能のプラットフォームとして働くことも明らかになってきた。私たちは、「京」や「富岳」を用いた大規模計算機シミュレーションと、実験との連携研究を通して、「生体分子で混み合った細胞内環境が蛋白質の構造・ダイナミクス・機能に与える影響は何か」、「蛋白質を含む生体分子自身によって、どのように細胞内環境が構築されているのか」という2つの問いに答えていきたい。これまでの研究で明らかになってきた生体分子の構造ダイナミクスと非特異的な弱い分子間相互作用に関する新しい知見から、細胞内環境で生じる生命現象を物理化学的に議論する。

 

第132回 コロキウム(終了しました)

【日時】2022年12月16日(金)17:00-18:30
【講演者】清水 克哉(大阪大学 教授)
【場所】理学部1号館小柴ホール
「水素化物高温超伝導研究の現状ー室温超伝導は達成できたのかー」

  December 16, 17:00-18:30
  Department colloquium by Katsuya Shimizu
(Graduate School of Science, University of Osaka, Professor)

超伝導転移温度が室温に迫る物質が、高圧力下の超伝導研究で次々と発見されている。
室温に至らなくとも高価な寒剤を不要とする超伝導体は、省エネに限らず高感度センサーや量子計算などへの応用展開が期待され、実用に叶う低圧力での実現、そして常圧力下の実現に向けた研究が進められている。近年の理論計算技術の向上による物質探索精度の向上と、高圧力の実験技術の高度化が大きく関わっている。これらの現状を紹介する。

 


問い合せ: 東京大学 大学院理学系研究科 物理学専攻事務室
jimu-phys.s@gs.mail.u-tokyo. ac.jp

 

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