光学顕微鏡で分子の分布を観る新しい顕微分光手法を開発

研究成果 2019/07/19

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東京大学大学院理学系研究科の井手口拓郎准教授らの研究グループは、市販の位相差顕微鏡に赤外レーザー光を照射するユニットを付与するのみで、通常の顕微画像の上に分子の空間分布画像をのせる新技術の開発に成功しました。汎用的に用いられている顕微鏡にユニットを追加するのみで実装できる簡便な手法であることから、基礎科学への利用のみならず、病気の診断や工業製品・食品の品質検査など、医療や産業での利用も期待されます。

詳細については、理学系研究科HPをご参照ください。

井手口研究室:https://takuroideguchi.jimdo.com/
論文URL: https://www.nature.com/articles/s41598-019-46383-6
東京大学理学部のプレスリリース: https://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/info/6460/

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