物理学教室 談話会(11月27日)

コロキウム・談話会 2026/10/27

講  演 者:John F. Beacom  氏
所  属:The Ohio State University
タイトル:Is Neutrino Astronomy Real?
日  時:11月27日(金) 16:00~17:30 
場  所:理学部4号館 1220号室 

【要旨】
 Astronomy is about detecting things. But neutrinos are almost undetectable particles. So, is neutrino astronomy real? Yes.
 And even though the statistics of the detections are low, the results are powerful. I provide an overview of this field, focusing on progress and prospects.

 講演者のJohn Beacom先生はニュートリノ天文学の理論研究の専門家です。特に、超新星ニュートリノの観測可能な信号の強度やその背景事象を予測するなど、実験に密接に関連した研究も精力的に手がけてこられました。また、超新星背景ニュートリノを観測するために、スーパーカミオカンデにガドリニウムを添加することを最初に提案した一人でもあります(スーパーカミオカンデは、この提案にもとづき、2020年よりガドリニウムを添加した観測を行なっています)。
 ニュートリノは非常に観測が難しい粒子ですが、ニュートリノからしか得られない情報があり、宇宙を調べる強力なツールです。今年のノーベル物理学賞の対象にもなったように、近年、大型のニュートリノ検出器の実現とともに、ニュートリノ天文学が大きな進展を見せています。本講演では、そのニュートリノ天文学の現在と今後について、専門外の方にもわかりやすく解説していただけるとのことです。

 
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